ハンドメイド作家になって迷う事、それは価格設定。
今回は価格についての話をしようと思います。
nonowaの価格設定
約3年前にハンドメイド活動を本格的に活動し始めてから
ヘアバンド作品の価格改定はこれまで3度ほど行ってきております。
一番最初の価格の基準は、
売れるためにとにかく安く設定しました。
安くすれば売れると思い込み
材料費や作業等の時間換算などは全くせず
なんとなくで価格を設定。
最初の1年は 1980円
↓
2年目あたりで 2200円
↓
3年目の今では 3300円
安ければ売れるとも限らず、
安いから需要が増えるのか?と聞かれればそうでもなく。
ハンドメイドのマルシェに出始めてから気づいたことは
ハンドメイド作品は安くないということ。
そして既製品に負けないというほどのクオリティの高さ。
作家様ごとのブランド化が時代とともに洗練されてきている。
さすがハンドメイド戦国時代と言われるのもあるなぁ、と。
国民の10人にひとりが作家をしているそうです( ゚д゚)!
そして私のこの3年間の活動で思ったことは
ハンドメイド作品販売において
作り手とお客様、お互いがWINWINが一番素晴らしいということ。
作家側は作品を時間を割いて作成し、自分だけにしか出せないセンスを入れ込む。
その作品にときめいてお金を払って購入してくれる。
お互いが満足してお互いが幸せになれる、そんな価格設定が
大切なのではないかと思います。
安いだけでは作家側はボランティア状態になってしまい
幸せか?嬉しいのか?と言われるとそうではないと思います。
やはり可愛いものを生み出すこと、それは決してタダではありません。
材料費や時間だってすごくかかりますしね( ;∀;)
ボランティアとして活動されている方は
ボランティアが目的なのでまた違う形の事業感覚ですよね。
今まで3度の値上げをしてきましたが
今の3300円の価格で私自身は一番しっくりきている価格です。
その代わりnonowaのブランド力も比例してあげるように努めています。
- タグはシルクタグ
- 布の種類を増やす(デニムなど)
- 販売個数を減らす
- チラシなどの作成
- 梱包のデザイン改良
- モデルさんとカメラマンさんと撮影
そしてこれからも一番意識していきたいのは
何をいくらで買うか ではなく、
誰から買うか
ということ。
ここに意識を向けて作品の作成と集客宣伝をしていきたいなと思います。
nonowaさんが作った作品だから購入したい!
そう言っていただけることは作家にとって本当に嬉しい。
これからもたくさんの方にそう思っていただけるように頑張ります(о´∀`о)